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T-PEC 健康ニュース ~健康に関する情報を掲載しています~

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No. テーマ 概要
第301号 『血液がサラサラになる食生活を実践しよう』

以前よく耳にした「血液サラサラ」。最近はあまり聞かれなくなりましたが、言葉としてのブームは去っても、私たちの健康にとって血液のスムーズな流れが重要なことに変わりありません。心臓から送り出された血液は猛スピードで全身を巡ることで、隅々の細胞にまで酸素や栄養を届け、老廃物を回収してくれているのです。しかし、血液がドロドロだと正常な循環機能が損なわれ、やがて「死の四重奏」といわれる肥満や高脂血症、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病が重なる状態を招いてしまいます。

第300号 『もしもの災害に備えるー糖尿病への対応』

世界でも有数の「災害大国」と呼ばれる日本。特に地震は予知が難しく突然起きてしまうため、生活だけでなく医療をも寸断されてしまう恐れがあります。こうした災害による非常事態への備えとして、一般的には水や食料の備えが第一に考えられるでしょう。しかし、日常的に服薬や医療処置が必要な慢性疾患のある人たちにとって、薬や医療器具の確保が命に関わる最優先課題となります。今回は、災害時に薬不足による危険にさらされやすい糖尿病について、患者が自身で乗り越えるための備えと、周囲にできる支援をご紹介します。

第299号 『健康経営の「予防投資」が労働損失をカバー』

毎日忙しく働いていると、少しの頭痛や胃腸の不調、花粉症などのアレルギー症状といった体調不良くらいなら、つい無理して出社してしまいがちです。体調が万全でないため生産性が低下することにより、会社にとっては目に見えにくい労働損失が累積し、額にすると欠勤の3倍に及ぶなどといわれています。そうした認識から、従業員の健康づくりを事業の一部と捉える「健康経営」を推進する企業などでは、「予防投資」により体調不良の労働損失をカバーしようという考え方が導入され始めています。

第298号 『夏場の脳梗塞に要注意!』

暑さが本番を迎えるこれからの時期、熱中症とともに脳梗塞への注意が必要です。脳の血管障害は寒い冬場に発症しやすい印象があるものの、脳梗塞に限って言うと実は夏場に多発し、冬よりも患者数が多いというデータもあります。脳梗塞が夏に起こりやすいのは、暑さや湿気で汗をかき、体内が水分不足になりやすいことが原因です。汗により体内の水分が大量に外に出ていくと、血液が濃くドロドロの状態になってしまい、流れにくくなることで血管が詰まりやすくなるのです。予防には水分補給が最も有効ですが、他にも脳梗塞特有の兆候や症状、なってしまったときの対処法などをよく知り、暑い季節に備えましょう。

第297号 『脳年齢を若く保つための心・技・体』

人の名前が出てこない、買い物に行って肝心な物を買い忘れたなど、年を取るにつれ、笑えないエピソードが多くなり、記憶力の低下を実感している人もいることでしょう。しかし、いくら年齢を重ねても頭の回転が速く、記憶力を維持している人もいます。なぜ、脳の若々しさに個人差が生じてしまうのでしょうか。その原因の一つに日常生活での脳の使い方があります。脳を活性化する習慣があるか否かで、どんどん脳の年齢差が開いていくようです。今からでも遅くありません。脳年齢のアンチエイジングのために、脳を刺激し機能をフル活用するテクニックを身に付けましょう。

第296号 『あなたは大丈夫? 危険なダイエット法』

流行しては消えていくさまざまなダイエット法やダイエット食品。結果を急ぐあまり、体に無理な方法や副作用の心配のあるダイエット食品に手を出し、体調を崩してしまう人も少なからずいるようです。ダイエットは、短期間に体重を落とすためだけのイベントではありません。それまでの生活習慣を見直して、自分の適正体重を維持し、健康的に生きていくための新しいライフスタイルのスタートです。健康になるはずの努力でかえって病気にならないように、危険なダイエット法について知っておきましょう。

第295号 『あきらめずに禁煙にチャレンジを』

タバコの健康への悪影響が広く知られるようになり、さらに喫煙者だけでなく周囲の人に及ぼす受動喫煙の被害が叫ばれるようになって、日本は愛煙家にとってどんどん肩身の狭い社会になってきています。実は喫煙者の約6割がタバコを「やめたい」「本数を減らしたい」と思っているという厚労省の報告もあります。「やめたくても意志が弱くてやめられない」「禁煙しても失敗した」という人は、自分に合った方法やタイミングが必ずありますから、あきらめずにぜひ禁煙を実現させましょう。

第294号 『腸から心と体を元気に』

腸は単に食べ物を消化・吸収するだけではなく、体に入った食べ物が安全かどうかを脳からの指示なしに見分け、判断している、いわば“考える臓器”です。そのため腸には大脳に匹敵するほどの数の神経細胞があり、このことから「腸は第2の脳」ともいわれます。腸内環境を良くすることで免疫力が向上し、認知症や糖尿病をはじめとした生活習慣病、うつ病のほか、さまざまな免疫疾患の予防につながると期待が持たれています。体の真ん中で私たちの健康を守ってくれている臓器、腸が本来の機能を十分に発揮できるよう、腸内環境を意識した生活を心掛け、心と体を健やかに保ちましょう。

第293号 『過労を防ぐために「休むこと」を前向きに考えよう』

働き盛りの過労死や自殺、うつ病についてのニュースがあふれる現代社会では、多くの人が職場でストレスや疲れを抱えています。とはいえ、仕事に追われる忙しい毎日の中では、自分の疲労についてなかなか自覚しにくいものです。無自覚のまま放置してしまうと、次第に「疲労の蓄積」、そして「過労」ということになりかねません。一歩間違うと命に関わることにもなってしまいます。今後「どう働くか」と「どう休むか」は、セットとして考えるべき課題となっていくものと思われます。そのためには、自ら仕事による疲労を察知し、状況に合った回復法や休養のあり方を身に付けることが大切です。

第292号 『花粉症を改善するには』

毎年、花粉症でつらい思いをしている人はたくさんいることでしょう。年が改まり、春が近づいてくるこの時期は、昨春のつらい症状がよみがえり、憂うつな気分になってしまうこともあると思います。日本では花粉症を引き起こす植物は約50種類に及ぶといわれていますが、中でもスギの花粉症患者が最も多く、花粉症患者全体の約7割と推察されています。昨年より少しでも症状を改善し、爽やかな春を心から楽しむために、シーズン前に必要な初期治療や各種治療法など、花粉症の人のための春支度をご紹介します。

第291号 『大丈夫? あなたの血管年齢』

「血液サラサラ」という言葉が流行ったのは、もう十数年前になるでしょうか。最近は健康を考える人から「血管年齢」が注目されています。血液をスムーズに循環させるためには、血液だけでなく、血管そのものの状態がとても大切なことが分かってきたのです。あなたは自分の血管年齢が、実年齢より若いという自信はありますか? 血管年齢を若く保つことは、生活習慣病予防に役立ち、さらに見た目のアンチエイジングにも関わっているそうです。いつまでも元気で、はつらつと輝いているために、血管の老化防止のために良い生活習慣を知って、血管年齢を意識した毎日を送りましょう。

第290号 『頭を切り替えて気持ちを軽くする』

職場環境にはプレッシャーがつきもので、働いていると日々ストレスをためてしまいがちです。そんなときは、深呼吸やストレッチなどで気分転換を図るのもよいでしょうが、これらはあくまで対症療法的なもので、ストレスの原因がなくなるわけではありません。ストレスを避けようとしたり、発散することも大切ですが、現実の職場ではそうもいかないことも多いでしょう。そこで、仕事のストレスと向き合い、うまく付き合うために、頭を切り替えて心をメンテナンスする方法をご紹介します。

第289号 『認知症の人を悪質商法から守る』

振り込め詐欺をはじめ、高齢者をターゲットにした犯罪は依然後を絶ちませんが、中でも認知症の人を狙った悪質な商法が増えています。認知症の始まりは、本人だけでなく周囲の人もなかなか気付きにくいもの。悪質商法の被害が発覚して、初めて病気に気付くことも多いようです。しかし、どんなにしっかりした人でも、誰もが認知症になる可能性を持っています。みんなでお互いを見守りあい、「気付いてあげる」「気付いてもらう」ことができるお付き合いを、日頃から心掛けたいものです。

第288号 『シックデイ(糖尿病)を知っていますか?』

患者数が増加している糖尿病は、予備群も含めると日本人の5人に1人の割合と推定され、とても身近な病気と言えます。最近は中高年だけでなく20代、30代などの若い世代でも糖尿病にかかる人が増えてきました。糖尿病になっても家庭や職場で安心して過ごすためには、患者本人だけでなく周囲の人たちの病気に対する理解が不可欠です。今回ぜひ知っていただきたいのが、糖尿病の人が日常生活を送る上で十分に注意しなければならない「シックデイ」です。この特別な日を乗り切る方法を知ることで、患者だけでなく周囲の人たちにとっても、共に暮らし、働き、生きていくことに役立ちます。

第287号 『骨粗しょう症を予防しよう』

活発そうに見える高齢者でも、年とともに骨は弱くなるため、ちょっとした転倒から重篤な骨折を引き起こして、寝たきりの原因になってしまうケースも少なくありません。こうした日常生活の中での高齢者の骨折は、ほとんどの場合、「骨粗しょう症」を発症しているためといわれています。健康長寿をかなえるには、まず、いくつになってもしっかりと自分の足で歩けることが重要です。そのためには、いつまでも骨を丈夫に保つよう、今できることをコツコツと取り組み、若い頃から骨粗しょう症にならない予防をしていきたいものです。

第286号 『正しい知識で熱中症予防を』

熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで体内に熱がこもり、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなった状態です。そのため、めまいや立ちくらみ、倦怠感などの症状がみられ、重症になると意識消失や死亡に至る危険性もあります。熱中症は炎天下の屋外だけではなく、車内や屋内でも起こります。特に、体温の調節機能が未熟な乳幼児、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下している高齢者は一層の注意が必要です。自分自身も周囲の人にも配慮しながらこの季節を乗り切りましょう。

第285号 『ダイエット常識のウソ!ホント!』

現代社会でダイエットは、美容だけでなく健康に関心のある人にとっても大いなるテーマです。しかし、肥満が生活習慣病のリスクになることは分かっていても、一度体についた脂肪を減らすことは容易ではありません。極端な食事制限や急激な運動は続きにくく、リバウンドや体調を崩すもとになります。一方で、痩せ過ぎの若い女性の割合が約8人に1人と戦後最高となり、また、高齢者の低栄養による弊害も社会問題になっています。社会や個人の生活習慣がますます多様化する現代で、目指すのは減量ではなく健康を維持できる体重管理であり、適正体重のコントロールのためにダイエットするという意識を持ちましょう。

第284号 『受動喫煙を防ぐには』

5月31日はWHO(世界保健機関)が制定した「世界禁煙デー」です。近年の日本のタバコの消費量は、税率の引き上げやTASPOの導入、広告規制の強化といった政策効果もあり減少傾向にあるものの、それでもまだ世界に比べて禁煙対策は大きく遅れをとっています。そして、喫煙による健康被害のなかでも、今後特に対策が求められるのが「受動喫煙」の防止です。タバコに含まれる有害物質は、それを吸う本人だけでなく、吸わない周りの人の体内にも取り込まれ、喫煙者以上に悪影響があるとされています。タバコを吸わない人が自分の意思に関係なく喫煙者による煙を吸わされてしまう受動喫煙。その怖さを知ってタバコの害から身を守りましょう。

第283号 『薬と上手につきあおう』

一部の薬を除き、医療機関や薬局だけでなくスーパーやコンビニ、インターネットなどでも、手軽に薬を購入できるようになりました。しかし、薬がより身近になった一方で、選択する際の自己判断が求められる機会が増えています。それに伴い、市販薬などを利用し自分の健康を自分で管理する「セルフメディケーション」の重要性が注目されるようになってきました。薬には有効な作用(主作用)のほかに必ず他の作用も伴い、時には体に有害に働く副作用となって現れてしまうリスクもあります。薬の種類と特性をよく知って購入し、使い方や起こり得る副作用などにも注意して、薬と上手につきあいましょう。

第282号 『認知症のことを正しく理解する』

認知症は脳の病気であり、発症すると記憶力や判断力、実行力などの機能が低下していき、ある程度進行すると一人で生活を送ることが困難になります。しかし、身近に発症している人がいない場合、実際に認知症の人を前にするとどのように接したらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。認知症は誰もがかかり得るありふれた病気として、ますます人ごとで済まされなくなってくるでしょう。認知症の具体的な症状や患者の気持ち、接し方を正しく理解して、認知症の人が安心して暮らせる社会になることが、今、日本に求められています。

第281号 『ストレス解消の基本-睡眠』

「忙しい」「時間がない」というとき、私たちはつい「睡眠」を後回しにしてしまいがちです。夜遅くまで残業をしたり、パソコンやスマホでゲームやインターネットなどに夢中になって、いざ布団に入っても脳が興奮状態で眠れないという人も増えています。本来、睡眠は脳を休めてストレスを緩和する最大の癒やし。体の疲れは横になればある程度とれますが、脳が休むためには睡眠が必要です。よくいろいろなストレス解消法が紹介されていますが、ストレス解消のいちばんの基本は睡眠です。日常の中でもっと睡眠の大切さを見直してみませんか。

第280号 『働く人の健康が企業を伸ばす』

最近、「健康経営」という言葉をよく耳にします。その名のとおり、従業員の<健康>を<経営>の視点でとらえ、そのために企業が積極的に投資をする経営手法のことです。従業員が心身ともに健康であり続けることが生産性を向上させ、企業ブランドの価値を高めるという考えがベースになっています。 現在、「健康長寿」をスローガンに掲げる政府も、健康経営の実施を後押しする動きを始めています。働く人が健康づくりに努めることが個人の枠を超えた業務の一環となり、企業にとっても健康経営が将来を担う一大事業になる日が近いかもしれません。「健康経営」ついて、一度考えてみませんか。

第279号 『慢性疲労を放置しない』

朝起きてなお残る疲労感に、「以前は一晩寝たら疲れがとれたのに」と思うことはありませんか。ほかにも「ちょっとしたことで疲れやすくなった」「夕方になると疲れがドッと出る」など、仕事に家庭に忙しい毎日の中で、これまでと違う疲労を感じている人もいることでしょう。はっきりした原因がないまま疲労感が続く、あるいは回復しない場合は、心と体から発せられるSOSのサインです。自分でも知らないうち異常に疲れが蓄積する「慢性疲労」という状態に陥ってしまっているのかもしれません。 慢性疲労にサヨナラする生活習慣を心掛け、十分な休息を取りましょう。

第278号 『インフルエンザ対策は万全ですか』

秋も深まり、空気が乾燥してくると、インフルエンザが話題に上ることも増えてきます。日本では例年12月から3月にかけて流行しますが、今シーズン(2015年~2016年)は特に流行の兆しが早く、全国の学校でインフルエンザによる学年・学級閉鎖が相次いでいます。インフルエンザへの備えとして大切なのは、まず「かからない」ための予防、そして感染してしまったら「重症化させない」「周囲に広めない」ことです。いよいよ流行期に入るインフルエンザ対策について、ぜひ知っておきましょう。

第277号 『認知症を予防するよい習慣・悪い習慣』

認知症は、少し前までは防ぐことができない病気とされてきました。そして、ひとたび発症すれば、薬やケアで症状を緩和し、進行を遅らせる手立てしかないと思われていたのです。しかし、近年、認知症を発症する前段階である「MCI(軽度認知障害)」が注目され、この状態で適切な予防や治療を行えば、認知機能の低下を遅らせることや正常な状態に回復する可能性があることがわかってきました。また、40代、50代のうちから生活習慣を見直し、改善することで、ある程度の予防につながることも多くの調査・研究で報告されています。認知症にならないために、生活習慣の中から危険因子を少しでも減らし、予防につながる要因を増やしていくことが大切です。

第276号 『大切にしたい爪の健康』

身だしなみとして爪をチェックするとき、健康のチェックもしてみませんか。爪にはさまざまな病気のサインが表れます。しわができたり、先端が反り返ったり、赤黒い色になったり…。爪は健康のバロメーターにもなります。 あなたの爪は大丈夫ですか。不足している栄養素や健康状態を知るためにも、ときどき爪の形状や色に変化がないか意識して見るようにしましょう。

第275号 『うつ病の人の職場復帰はどう進める?』

日本の企業ではうつ病などの精神疾患により休職する人が増えています。また、そのうちの4割以上の人が、休職制度の利用中や職場復帰後に病状が悪化または再発し、退職を余儀なくされているというデータもあります。せっかく復職しても再発したり退職してしまう人が多いのは、休職できる期間の短さや治療が不十分なこと、復職後の支援体制が十分でないことが原因として指摘されています。うつ病で休職した人が以前と同じように働くためには、本人の病状の改善はもちろんですが、支援プランに基づいた復帰プログラムの策定や実施、職場環境の改善と整備など、周囲の理解と対応がたいへん重要です。うつ病の再発防止と復職成功のカギを握る、企業など周囲の受け入れ体制と支援の手順など、職場復帰のための留意点をまとめました。

第274号 『腸内フローラはバランスに注目』

「腸内フローラ」が各方面で話題となっています。腸が健康に与える影響が注目される中、腸内フローラの状況がさまざまな病気のリスクだけでなく、太りやすさや精神状態、老化のスピードにまで関与していることが明らかになってきたからです。腸内フローラのバランスを整えることは、便通はもちろん、がんや糖尿病、アレルギー疾患、肥満や認知症、うつ病などの医療分野の予防・改善をはじめ、お肌のコンディションやアンチエイジングなどの美容分野まで、私たちの健康と生活をよりよく保つことにつながります。

第273号 『健康な体は健康な歯から~全身をむしばむ歯周病』

6月4~10日は「歯と口の健康週間」なのをご存じですか。もともとは日本歯科医師会が「む(6)し(4)歯」にちなみ、1928年 (昭和3年)に6月4日を「虫歯予防デー」としたのが始まりです。その後、様々な名称変更を経て、2013年からは現在の「歯と口の健康週間」となりました。このように歯と口の健康の大切さは長い間提唱されてきましたが、現在その重要性は以前とでは比べものにならないほど高まっています。最新の研究により、歯周病は歯を失う最大の原因であるだけでなく、全身に影響して深刻な病気を引き起こすことがわかってきたからです。歯周病は、生活習慣と密接にかかわり合っています。毎日のセルフケアと定期的な歯科健診で歯周病を予防しましょう。

第272号 『どんな病気が認知症につながる?』

認知症の予防に効果があるとして、ひところ「脳トレ」の問題集やゲームが一大ブームとなったことがありました。しかし、ブームが去ったいま、「脳トレ」が単なる老化による“もの忘れ”を防止することができても、実際に認知症を予防できるかというと意見が分かれることでしょう。とはいえ、最近は認知症を発症するまでの危険因子に対しては研究が進み、これまでいわれていた加齢や遺伝だけでなく、認知症を併発しやすい病気やよくない生活習慣が明らかになってきました。がんをはじめとした生活習慣病と同じ意識で認知症をとらえ、適度な運動とバランスのよい食事、ストレスをためずにいきいきとした生活を送ることで、自分なりの予防をしていきたいものです。

第271号 『知っておきたいストレス発生のメカニズム』

ストレスという単語は、もともとは物理学で使われていた言葉で、「外からの圧力で物体に歪みが生じた状態に対する抵抗力(応力)」のことでした。カナダ人の生理学者であるセリエは、これを生物にもあてはめ、生物が外部から刺激を受けたときにそれに応えようとする体の反応をストレス反応と定義しました。ストレスというと「ない方がいいもの」と感じてしまいがちですが、実際には適度なストレスがあるほうが人間は力を発揮できるといわれています。ストレスが全くない状態というのは、人生では考えられないのではないでしょうか。大事なのはストレスとどのようにつきあっていくかということ。過剰なストレスは心と体を壊すことにつながりますので、上手につきあっていきたいものです。

第270号 『増加する“人食いバクテリア”』

いわゆる“人食いバクテリア”と恐れられる、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」という病気をご存じですか。この病気は感染後、急激に皮膚や筋肉の壊死や多臓器不全が起こることから、致死率も約30%以上ある恐ろしい病気です。進行するスピードが非常に急激で、みるみるうちに壊死の範囲が広がっていき重篤な症状となります。国立感染症研究所によれば、2014年の感染数は1999年の調査開始以降最も多い年間273例に達したとのことです。劇症型溶血性レンサ球菌感染症は症状と急激な進行から恐ろしい感染症ですが、比較的まれな病気です。病原菌がありふれた細菌ですので、予防するには手洗いなどをしっかりと行うしかありません。増加している点が不気味ではありますが、いたずらに怖がらずに基本的な健康管理を続けていきましょう。

第269号 『ひと事でない若年性認知症』

認知症と聞くと高齢者だけの病気と思い込みがちですが、決してそのようなことはありません。若年性認知症は、社会の主要な担い手として期待される年代に発症することから、本人も家族も認知症であることをなかなか受け入れられないことが少なくないと言われます。若年性認知症は本人だけでなく職場や家族にとっても影響が大きなものとなりますので、この機会に若年性認知症について理解しておきましょう。

第268号 『糖尿病と血圧管理』

糖尿病というと、治療や生活習慣改善のうえで、どうしても「血糖値」のコントロールばかりに注意がいきがちです。しかし、厚生労働省の調査によると、50~79歳の2型糖尿病患者のうち半数以上の53%が「高血圧」を併発しています。高血圧は糖尿病と同様に「サイレントキラー」と呼ばれ、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。糖尿病に気づいたときにすでに高血圧も合併していることも多く、また、糖尿病を発症後に高血圧になっても、血糖値の管理を優先して高血圧を放置してしまうというケースもみられます。糖尿病は一度発症すると完治は難しいものの、上手につきあっていくことで進行をくいとめ、元気に生活を楽しむことが十分可能です。そのためにも、血糖値と血圧の管理とともに、自分の生活習慣のコントロールを地道に続けていきましょう。

第267号 『早くも流行! インフルエンザから身を守るには』

国立感染症研究所は12月5日、「インフルエンザが全国的な流行期に入った」と発表しました。インフルエンザの流行期入りの発表は、2013年は12月27日でしたが、2014年はこれよりも3週間早く、過去10年でも2番目の早さとなりました。流行は今後さらに拡大し、来年1月~2月にピークを迎えるとみられています。流行入りが早いと流行の規模が大きくなるおそれもあるため、例年より早くインフルエンザが流行している今冬は特に万全の態勢が求められます。インフルエンザの予防と対策を実践し、適切な医療機関の受診を心掛け、暴飲暴食、不摂生などで無理をせず、ウイルスから身を守って元気に流行期を乗り切りましょう。

第266号 『動脈硬化と認知症』

認知症と聞くと一般的に「アルツハイマー型認知症」を連想しがちですが、次に多いのが「脳血管性認知症」で、65歳未満に発症する「若年性認知症」では最も患者数が多くなっています。原因が解明されていないアルツハイマー型認知症に対し、脳血管性認知症はほとんどが脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の後遺症であるため、動脈硬化にならないよう生活習慣に気をつけることで予防できる認知症といえます。認知症になってしまうと本人はもとより、介護にあたる家族の苦労は大きくなります。自分で防ぐことができる脳血管性認知症について、脳血管障害を引き起こす動脈硬化にならないよう毎日の健康管理を本気で心掛けましょう。

第265号 『めまいでわかる体の不調』

人間の体は、目や耳などをセンサーとして活用し、脳で情報を分析して体の平衡感覚を把握しています。このため、センサーからの情報が異常だったり、情報処理がうまくできず情報を正しく受け取れなくなると、体のバランス感覚が乱れてめまいを感じます。一言でめまいと言っても様々な症状がありますが、もし、脳の病気でめまいを起こしている場合は、一刻を争うこともありますので、すぐに専門の医療機関を受診してください。

第264号 『糖尿病予防は生活習慣の見直しから』

近年患者数が急増し、いまや国民病と呼ばれる糖尿病。一度発症するとほぼ完治は難しく、生涯を通じて治療や生活の制限が必要になることをご存じですか? 初期には症状が現れにくく、発見が遅れたり、発見後も治療しないで重症化すると、体中のさまざまな臓器に重大な障害を引き起こす怖い病気です。しかし一方で糖尿病は、発症の前段階である「糖尿病予備群」のうちであれば、血糖値の異常に気づき生活習慣を改善することで、元の健康な状態に戻ることが十分可能です。糖尿病の予防のためにはまず自分の血糖値についてよく知り、生活習慣を見直すことを始めましょう。

第263号 『ドライアイ対策は十分ですか』

近ごろは、職場でのパソコン作業や家庭でのビデオ・DVD鑑賞などのほかに、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などの普及によって、気がついたら一日中目を酷使していたという人が増えていると考えられます。 長時間、ディスプレイを凝視していると、まばたきの回数が減って目が乾燥しやすくなるため、ドライアイになる可能性が高くなります。ドライアイは、ほうっておくと角膜が傷つきやすくなり、そこから細菌が入り込んで感染したり、視力を低下させたりするおそれがあるので注意が必要です。気になる症状がある場合は早めに眼科に行き、専門医に診てもらうようにしましょう。「ドライアイは病気」ということを忘れないでください。

第262号 『デング熱に要注意!』

今般、熱帯や亜熱帯全域で流行しているデング熱が、海外渡航歴のない人に、国内感染したという症例が確認されています。デング熱は、デングウイルスに感染した患者を媒介蚊(日本ではヒトスジシマカ)が吸血することで、蚊の体内でウイルスが増殖し、さらにその蚊が他者を吸血するとウイルス感染者が増えていくという感染症です。日本国内での感染経路としては、輸入症例の患者から蚊を介して感染するものと考えられます。今回、感染が認められている患者はいずれも海外渡航歴がなく、都立代々木公園周辺を訪問していたことが確認されており、感染の拡大が懸念されていますが、致死率や重症化する割合は高くないと言われていますので、パニックを起こさず正しい知識を身につけ、引き続き感染防止に努めましょう。

第261号 『アルコール依存は認知症になりやすい』

うだるような暑さの中「暑気払い」と銘打っては冷たいビールや酎ハイなど、お酒を飲む機会が増える季節です。「酒に酔う」という状態は、血中に溶けこんだエチルアルコールが作用して、脳の働きを抑制したり、まひさせたりする生理現象から起こります。そのため長期にわたりお酒を飲み続けると脳に与えるダメージは少なくなく、多量飲酒の習慣がある人やアルコール依存症の人では脳が萎縮し、認知症になりやすいことがわかっています。お酒は上手に「使用」すれば「百薬の長」となり、ストレスを解消し、コミュニケーションの一助となってくれます。適量を守ることで脳をいたわりつつ、賢くお酒を飲んでいきましょう。

第260号 『ストレスと向き合って、ストレスに適応する』

ストレスの原因となっているものの内容や置かれている状況がまったく同じでも、そのストレスによるダメージの種類や大きさなどは人によってさまざまです。心理面や身体面・行動面に影響を及ぼすほど大きなストレスを感じる人もいれば、それほどストレスを感じない人もいます。ストレスは、物事のとらえ方や考え方、また気持ちを切り替えてみることで乗り越えられることがありますので、適度に柔軟性をもつことが大切です。一気に変えようとするのではなく、まず、考え方の幅を少し広げようとする意識をもつことから始めてみましょう。

第259号 『糖尿病と感染症―歯周病を治療すると糖尿病がよくなる―』

ウイルスや細菌、真菌(カビ)などが原因で生じる病気を感染症といいますが、歯周病は、口腔内に生息する500~600種類もの細菌のうちの歯周病菌という細菌に感染し、歯肉や歯槽骨などの歯周組織に慢性的に炎症を引き起こす慢性感染症のひとつです。 近年、歯周病にかかっている人は糖尿病を発症しやすく、また、糖尿病にかかっている人が歯周病を治療すると血糖値が改善することから、糖尿病と歯周病は密接に関係していることがわかってきました。 歯周病と糖尿病発症のリスクと共通するものがありますから、生活習慣を見直すことは、歯周病だけでなく糖尿病を予防することにもつながります。

第258号 『手づくりお弁当の食中毒対策』

食中毒は年間を通して発生していますが、11月から4月は主にウイルス性の食中毒が、6月から9月は主に細菌性の食中毒が多く発生しているという傾向がみられます。気温や湿度が高く細菌が発生・増殖しやすい6~9月は、レジャーや行楽などに、手づくりや買ったお弁当などを持って出かける機会も増えます。手づくりのお弁当などを野外で食べるときは、食べるまでに気温の高いところに長く置くことが多いため、食中毒発生の危険性が高まります。細菌が増殖しやすい条件や除菌方法などを知り、予防のための基本をきちんと守れば、食中毒の発症は未然に防ぐことができます。

第257号

『ストレッチ効果で健康力アップ』

体の柔軟性は、日ごろから体を動かしたりストレッチをしたりなどの習慣がないと、年齢とともに徐々に低下していきます。ストレッチは、体の柔軟性を高め、けがの予防に役立ったり、血行がよくなって体のこりや冷え症が改善したりなどの健康力アップに役立ちます。筋肉がほぐれ関節が柔らかくなると、体だけではなく心の緊張もほぐれてリラックスするといわれています。ストレッチの効果は、体ばかりではなく心にもよい影響を及ぼすようです。心地よい春の陽気の下、公園や街路沿いの花を愛でながらの散歩のあとなどに、体を大きく広げるようにのびのびと全身の筋肉を伸ばしてみてはいかがですか?

第256号

『マダニによる感染症に要注意―重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が拡大―』

2013年1月、国内で初めての患者が確認された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニが媒介するSFTSウイルスに感染することによって発症します。SFTSの感染者が、これまで九州、四国、中国、近畿地方でのみ確認されていたことから、SFTSウイルスは西日本を中心に分布していると考えられていました。しかし、国立感染研究所の調査によって、これまで確認されていなかった北海道、東北、関東などを含め23の道府県のマダニからSFTSウイルスが発見され、国内に広く分布している可能性があることがわかってきました。 これから暖かくなる春に向けてマダニの活動が活発になるため、マダニの生息する野山や草木の多い場所に立ち入るときには注意が必要です。

第255号

『心の不調を見逃さないポイントは』

多種多様なストレスを幾つも抱えて生きている現代人。ストレスが蔓延する現代社会では、これらのすべてを避けて生活するのは困難であるといっても決して大げさではありません。ストレスが許容限度を超え、心に重くのしかかる状態が続くと、「なんとなく憂うつで、何をしても気が入らない」「体が重く感じられ、朝起きるのがつらい」などの症状が現れてきます。しかし、このようなストレスによる心の不調が引き起こす心や体に現れる症状を見逃すことなく早い段階で気づき、悪化する前に対処することができれば、心身症やうつ病などの心の病気の発症を防ぐことが可能です。ふだんから“自分の心の声”を聞くゆとりをもち、少しつらいなと感じたら心と体の休息をたっぷりとるよう心がけましょう。

第254号

『認知症の前兆(軽度認知障害)を見逃さないで!』

近年、認知症になる前の「軽度認知障害」という段階で発見し、適切な対処を行うことによって、認知症の発症を防いだり、遅らせたりすることが可能なことがわかってきました。認知症が発症する前には、その前兆として、例えば、「通常の老化による物忘れとは明らかに異なるような物忘れがある」などといった、正常な老化とは明らかに区別でき、しかも、本人や周りの人が認識できる程度の軽度認知障害が現れます。これは、認知症に移行する危険性が高い状態といえますが、軽度認知障害のある人すべてが認知症にかかるとは限りません。軽度認知障害の段階で早期に発見し、「知的刺激を与える」「運動を行う」「生活習慣病などを適切に管理する」などの働きかけを行って、これらの認知機能を刺激し向上を図ることで、認知症の発症を遅らせたり予防したりすることができるとされています。

第253号

『年末年始は節度ある飲酒を』

年の瀬も押し詰まると、忘年会など飲酒の機会がぐんと増えます。なかには、連日二日酔いになるほど大量に飲むという方もいらっしゃるかもしれません。数々の忘年会を無事に終えてもすぐに、今度はお屠蘇と新年会が待ち受けています。楽しい飲酒はストレスを解消したり、人との親睦を深めることができたりなど、心身の健康に効果があるといわれますが、節度を越えた飲酒には多くのリスクが伴います。節度ある飲酒を心がけ、「終わりよければすべてよし」といわれるように、1年の終わりを無事に終えてこそよい締めくくりとなり、すばらしい1年を迎えられるものです。健康で輝かしい新年をお迎えください。

第252号

『正しい救急車の利用のしかた』

近年、救急医療の現場では、緊急度が低いにもかかわらず救急車を利用する件数が増加傾向にあります。そのため、救急車が現場に到着する時間が遅れたり、病院へ搬送する時間が長くなったりなど、本当に必要とされる緊急度の高い患者の搬送に支障をきたすケースが多数発生しています。救急車の出動件数は今後も増加することが予測されています。救急車や救急隊員、救急救命士など救急出動にかかわる緊急車両および人材には限りがあります。救える命のために、そして、必要な人が安心して救急医療を受けることができるために、適正な救急車の利用を心がけましょう。

第251号

『若年性認知症も予防できる生活習慣』

認知症は加齢とともに発症しやすくなる病気といわれていますが、高齢でなくても発症することがあり、特に、18歳以上65歳未満で発症した場合を「若年性認知症」といいます。若年性認知症は、多くの場合、働き盛りの世代に発症するため、仕事に支障が出たり、病気のために仕事をやめることになり、家庭が経済的に、さらには本人はもちろん家族も精神的に、困難な状況に陥ったりすることが危惧されます。若年性認知症を予防するには、食事や運動、喫煙などの生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることのほかに、常に脳を活性化させることを心がけることも大切です。日常の暮らしの中に、心がわくわくするようなイベントを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

第250号

『子どもの糖尿病予防はまず食事から』

子どもの糖尿病は、その発症のしかたによって大きく「1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)」と「2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)」の2つのタイプに分けることができます。以前は、子どもがかかる糖尿病といえば1型糖尿病で、2型糖尿病は成人がかかるものといわれていました。ところが近年は、生活習慣や食習慣の変化から肥満傾向の子どもが増え、子どもの2型糖尿病が急増しています。お子さまの糖尿病予防のためには、なによりもまずご家族のサポートが重要です。ぜひ、ご家族全員で日ごろの食習慣や生活習慣の見直しに取り組んでみてはいかがでしょうか。

第249号

『熱中症を防ぐポイントは?』

「自分が熱中症にかかるはずがない」「もう少しだから、休養や水分補給をがまんして作業を終わらせてしまおう」など、熱中症を発症してしまいかねない状況は、日常生活のいたるところに見受けられます。熱中症は、状況によってはだれもがかかる可能性があり、また、手当てが遅れた場合は死に至る危険性もあります。でも、きちんと対応すれば防ぐことができるため、発症しやすい条件や予防法、症状や応急処置法を知っておき、蒸し暑い日本の夏を、いきいきと元気に乗り切りましょう。

第248号

『海外旅行前には必ず感染症対策を』

だれもが国内を旅行するのと同じような感覚で、気軽に海外を旅行することができる時代となりました。渡航先では、時差があったり、気温や気候が大きく違ったりするため、免疫力が低下しがちで体調を崩しやすいうえ、近年は、訪れる国や旅のスタイルが多様化しているため、以前には考えられなかったような感染症に感染するケースが増えています。感染症は対策をしっかり行えば防ぐことができます。旅行前にできる対策は、確実に行っておきましょう。

第247号

『高温多湿の季節は水虫に注意』

「これ、水虫かも?」となんとなく気づいていながら、「生命にかかわる病気ではないし、市販薬で大丈夫」とか「病院に行く時間が取れないからとりあえずほうっておこう」などと、医療機関での治療を受けずにそのままにしている人も少なくないのではないでしょうか。梅雨から夏にかけての高温多湿の時季は、食中毒菌だけではなく水虫の菌も活発に活動しています。だれでもかかる可能性がある水虫の正体を知り、予防と撃退につなげましょう。

第246号

『体を動かして骨密度を高めよう』

骨密度が低下し、骨折しやすくなるなどの症状が現れる骨粗しょう症は、閉経以降の女性や高齢の男性に特に多く見られる病気です。適度な運動により、骨に負荷をかけることで、カルシウムが骨に沈着しやすくなることがわかっています。骨密度を高めるための運動を生活の中に取り入れて、骨密度の低下のカーブをできるだけ緩やかにし、骨粗しょう症を予防しましょう。

第245号 『毎年5月31日は世界禁煙デー』

毎年5月31日は世界禁煙デーです。タバコから立ち上る煙には4,000種類以上の化学物質が含まれています。そのうち約200種類以上が有害物質とされ、50種類以上は人にがんを引き起こす発がん性物質であることがわかっています。そんな、全身の病気を招く有害なタバコですが、「禁煙したい」と思っている人は、喫煙者のうちの7割にも及ぶといわれています。いまだ踏み切れていない人は、世界禁煙デーをきっかけに禁煙にチャレンジしてみませんか?

第244号 『朝日を浴びて体内時計をリセット』

一日中ほとんど日光にあたらない生活や、夜の時間帯に強い光を浴びるような生活を続けると、「体内時計」が乱れやすくなります。体内時計の乱れは、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を引き起こす危険性が高まり、体にさまざまな悪影響を及ぼすことがわかっています。体内時計の重要性を知り、上手にコントロールして、健康ではつらつとした毎日を送りましょう。

第243号

『心を腸が代弁―過敏性腸症候群』

「胃腸は心の鏡」という言葉を聞いたことはありますか?心が不安や緊張、心配、焦り、興奮などといったいつもの平穏な状態とは違った状態に陥ると、腸が敏感に反応してさまざまな症状が現れることがあります。これを「過敏性腸症候群」といい、ストレスの多い現代社会に起こる特有の現代病といわれています。胃痛や下痢、便秘、食欲不振などの症状が現れたときは、自分の体と向き合ってみませんか?

第242号

『つらい坐骨神経痛にならないために』

お尻、太ももの裏側から足にかけての痛みやしびれに悩んでいる方はいらっしゃいませんか? それは坐骨神経痛かもしれません。主に、お尻の辺りから太ももの裏側、足の先にかけて現れる鋭い痛みやしびれなどの症状で、その他として、感覚鈍麻、冷え、筋力低下、歩行障害などの症状がみられることがあります。今回は、そんなつらい坐骨神経痛を予防する方法についてのお話です。

第241号

日中の強い眠気は過眠症かも

過眠症とは、過眠の症状がみられる睡眠障害の総称です。夜更かしなどで夜間の睡眠時間が不足しているわけではないのに、日中、社会生活に支障をきたすような猛烈な眠気を生じたり、または実際に眠ってしまうようなことが毎日、少なくとも1ヵ月以上続く状態をいいます。今回は、過眠の症状がみられる主な病気についてお話します。

第240号

喫煙者の息切れはCOPDのサイン

喫煙している人、または以前喫煙していた人で、「息切れ」・「せき」・「たん」の症状がある人はいませんか?その症状は、呼吸不全で死亡の危険性もある「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」という病気かもしれません。初期の症状がほとんどないため、気づかずに進行させてしまうケースが少なくありません。COPDを引き起こす最大の原因は喫煙です。専門の医療機関などで定期的に検査するとともに禁煙を考えてみませんか?

第239号

『先手必勝!インフルエンザ対策』

ウイルスはにおいもなく、肉眼で確認することもできません。インフルエンザウイルスの存在を五感で感知して感染の危険から身を守るのは不可能です。だからこそ、インフルエンザに対する正しい知識と対処法を身につけ、日ごろからインフルエンザの流行等の情報に関心をもって生活することが大切です。

第238号

『快眠は体と心の元気の源』

睡眠不足の状態が長く続くと、疲労感、判断力の低下など日常生活に支障が出るのは言うまでもありませんが、さらに、高血圧、心臓病、脳卒中などの生活習慣病のリスクが高まる、うつ病が誘発されるなど、体にも心にも大きく影響を及ぼします。忙しい毎日を過ごす現代人にこそ、快眠による体と心の休養が必要です。理想的な睡眠について、考えてみませんか?

第237号

『本当は怖い糖尿病』

国民病ともいわれる糖尿病は、一度発症すると、食事療法、運動療法、薬物療法などによる血糖値をコントロールするための治療が生涯必要とされる慢性疾患です。初期には自覚症状がほとんどないため、気がついたときには体中のさまざまな臓器に重大な障害を引き起こしている怖い病気でもあります。血糖値が高めの人は、いますぐ、食生活の改善と適度な運動を開始して肥満を解消すること、さらに、ストレスをためないことを心がけて、糖尿病の発症を未然に防ぎましょう。

第236号

 『正しい水分補給で酷暑を乗り切る』

座っているだけでも大汗が吹き出るほどの真夏の暑い日ですが、欲求にまかせに水分を補給すると、そのあと体調を崩してしまったり、いつの間にか夏バテを引き起こしたりすることがあります。 今回は、正しい水分補給について学び、暑い夏を乗り切りましょう。

第235号

 『プラークコントロールで歯周病予防』

現代人が歯を失う原因の第1位は歯周病です。また、平成17年歯科疾患実態調査(厚生労働省調べ)によると、歯周病にかかっている人は20歳以上の約8割に上ります。歯周病は、かなり症状が悪化するまで自覚症状がほとんどありません。痛みや腫れなどの自覚症状が出るのは、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け、膿が出たり歯がグラグラしたりなどの末期の症状になってからといわれています。歯周病は正しくプラークコントロールができれば予防できる病気です。いつまでも健康な歯を保つために歯周病の予防を心がけましょう。

第234号

『朝ごはん習慣のすすめ』

「もっと寝ていたい」「食べる時間がない」「朝はおなかがすかない」などの理由で朝食を食べない人が年々増加傾向にあります。 朝食をしっかり食べることは、肥満、糖尿病などを予防するだけでなく、勉強や仕事の効率を上げ、 心身ともに健康な毎日を送るために欠かせない生活習慣の基本中の基本です。今一度、朝食の価値を見直してみませんか。
第233号

『五月病を吹き飛ばそう』

春先は、新入学、新入社、人事異動などで、多くの人々の環境が変化し、4月、5月とたいへんな緊張感をもって頑張り続けます。「五月病」という言葉をよく耳にしますが、五月病とは、このような大きなストレスにさらされた新生活にようやく慣れ、ひと段落したころに陥りやすい心身の不調のことをいいます。今回は、「五月病」についてお話します。

第232号

『生命力あふれる旬の春野菜を食べる』

春のほんの短い期間にしか味わうことのできない旬のものは、まさに自然からの贈り物。寒さが厳しい時季に、地中から芽を出し、成長するために必要な栄養素などがじっくりため込まれるため、春野菜は栄養豊富なうえに解毒作用や抗酸化作用などの働きがあると言われています。春の植物パワーを身体に取り込んで日々すこやかに過ごしませんか。
第231号

『日本人に急増中、大腸がん』

以前は欧米人に多いとされていた大腸がんですが、近年、日本人の大腸がん罹患率は急速に増加し続けています。初期には自覚症状がまったくありませんが、進行の速度は比較的遅いため早期に発見し適切な治療をできれば完治する確率が非常に高いとされています。早期発見には、便潜血検査が最も有効とされています。できるだけ早期に発見するためにも、40歳を過ぎたら1年に1回は必ず大腸がん健診(便潜血検査)を受診しましょう!
第230号

『冬の入浴はヒートショックにご用心』

多くの日本人はお風呂が大好きです。特に寒い冬は1日の終わりに一息つく時間を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。しかし、お年寄りや高血圧・糖尿病の方にとって冬の入浴は危険が隣り合わせ。冬の入浴中の突然死の要因となる「ヒートショック」についてのお話しです。
第229号

『ロコモティブシンドロームを防ぐ』

最近、「階段を上ったり歩き続けたりすることがきつくなった」とか「平坦な道でもなぜかつまずきやすくなった」「重い物を持つのが以前より苦痛になった」などと感じることはありませんか?それは、もしかしたら「ロコモティブシンドローム」予備群かもしれません。その予防が、将来、介護を必要としたり寝たきりの生活を送ったりすることをできるだけ避けるためのキーワードとして、いま注目されています。
第228号

『忘年会シーズン。つい飲み過ぎてしまったら』

いよいよ忘年会のシーズンです。さまざまな場でお酒を飲む機会が増え、気がついたら立て続けに何日も飲み会の予定が入っていたなどという方もいらっしゃるでしょう。お酒は適量であれば、食欲の増進やストレスの解消、疲労回復などのさまざまな効用が期待されます。そんなお酒を「良薬」にするか「毒薬」にするかは、飲む人それぞれの飲み方しだい。飲むペースを尊重し合い、無理強いやイッキ飲みの強要は慎むことが大切です。新しい年を清々しく迎えることができるよう、今回はお酒にまつわる話をしたいと思います。
第227号

『木枯らしの季節。かぜのひき始めは体を温めてゆっくりと』

皆さんは少しかぜをひいたぐらいでは仕事を休むわけにはいかないと思っていませんか?「なんだか微熱があるようだ」とか「体がだるくて動くのがつらい」などというときにも、這うような気持ちで無理して出社した経験をもつ方も多いのではないでしょうか。しかし、「かぜは万病のもと」ともいわれるように、「かぜをひいたかな?」と感じたら無理をせず、ひき始めのうちにきっちり対処することが実はとても大事なのです。
第226号

『ウォーキングで身も心も軽く』

運動を始めるのに絶好の季節を迎えました。ふだんあまりスポーツをする習慣のない人でも「なんだか体を動かしたいモード」になってはいませんか。心肺機能アップや肥満解消のほかに、基礎体力向上やストレス解消など、心身へのさまざまな効果が実証されているウォーキング、はじめてみませんか?
第225号

『見過ごさないで、季節性のうつ』

秋の深まりとともに日がどんどん短くなり、寒さが増してくるころになると、これといった理由も思い当たらないのに「気分が落ち込む」「疲れやすい」「やる気が起きない」などの症状が現れる方がいらっしゃるかもしれません。それは、もしかしたら秋から冬にかけて症状が現れる「冬季うつ病」によるものかもしれません。
第224号

『9月は、がん征圧月間』

日本人の死亡原因の第1位はがんです。日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡しており、1981年に、それまで第1位だった脳血管疾患を抜いて以降、約30年間、トップの座は変わっていません。毎年9月は「がん征圧月間」です。これを機会に、がんに対する知識を深め、がんを防ぐ生活習慣に改善していくことなどを前向きに考えてみましょう。
第223号

『しっかり節電、上手に暑さ対策を』

夏になると決まってエアコンの効きすぎによる「冷房病」が、夏の健康対策のひとつとされてきました。 しかし、電力不足となることが予測される今年は、「節電」のなかでの「暑さ対策」の実践が課題となっています。 オフィスでも家庭でも、電力を賢く節約しながら上手に暑さ対策をして、暑い夏を乗り切りましょう。
第222号

『暑い季節の虫さされ -その対策は』

「虫刺されは夏の風物詩」とは言いますが、刺されてかけば、痛いし痒い!とのんびり語っていられる季節ではなくなってきました。 夏場はもちろん、梅雨入り前から悩まされ始める「虫刺され」。その予防と対策を講じる時期の到来です。
第221号

『正しいケアでむし歯予防』

近年、日本人のむし歯予防に対する意識はかなり高くなってきています。ところが、「きちんと毎日歯磨きしているのにむし歯ができちゃった」という経験のある人も大勢いらっしゃるのではないでしょうか? 正しい歯のケアを知り、むし歯や歯周病をしっかり予防しましょう。
第220号

『森林浴のすすめ』

仕事や日々の雑事に追われ、気がついたら季節が変わっていたなどということはありませんか。四季の移り変わりや身の周りの景色に心を傾ける余裕もない状況は、身も心も消耗している証拠です。 心身に疲れを感じたら、休日などを利用して森林浴に出かけてみてはいかがでしょう。
第219号

『心の疲れを見過ごさないで』

体の異常は、発熱や痛みなどといった症状で現れることが多いため、発見されやすく、対処もしやすいものです。ところが、心の異常は、はっきりとした症状がないため、なかなか発見されにくく、見過ごされてしまいがちです。まずは、自分の心がSOSのサインを発していないかどうか気づくことが大切です。
第218号

『軽くみないで低温やけど』

使い捨てカイロ、湯たんぽ、電気あんか、電気毛布、電気こたつなど、いずれも寒さ厳しい冬の季節にはかかせない暖房グッズです。しかし、近年この暖房グッズで「低温やけど」を負う人が増えています。痛みを伴わず気づかない内に進行することが多く、また、重症化してしまうケースも多いので注意が必要です。暖房グッズを正く使用し、低温やけどを未然に防ぎましょう。
第217号

『花粉症情報を活用してセルフケアを』

2010年の夏は記録的な猛暑が続きました。スギやヒノキの花粉の飛散量は前年の7~8月の気温と日照時間に左右されます。更にこれまでの観測結果から、花粉の飛散量が少なかった年の翌年は気象条件にかかわらず多くなると言われており、2011年の花粉飛散量はかなり多くなると見込まれています。すでに花粉症に悩まされている方も、まだかかっていない方も、花粉症情報を最大限活用して、これから訪れる花粉症の季節を乗り切りましょう。
第216号

『冬の「スキントラブル」をシャットアウト』

秋も深まり、肌寒さを感じ始めるころ、ふと手元を見るといつの間にか指先がガサガサになっていたりなどの経験はありませんか?気温が下がり、空気が乾燥している冬は、手荒れや肌荒れなどのスキントラブルが起こりやすい季節。本格的な冬が訪れる前の早め早めの対策が大切です。
第215号

『VDT症候群から身を守ろう』

近年、あらゆる分野で急速にIT化が進み、パソコンはいまや一人一台があたりまえの時代で、オフィスワークのほとんどがパソコンなしでは考えられなくなりつつあります。それに伴い、パソコンなどの前に拘束される時間が増えるにつれ、目や体の異常などの不調を訴える人が増加しています。今回は、パソコン作業によって起こるVDT症候群を防ぐための方法について説明します。
第214号

『環境の変化に伴うストレス』

厳しい経済状況におかれている昨今。現代社会で働く人々は365日、日々ストレスに囲まれて生きているといっても過言ではありません。近年、ストレスによって心に不調をきたし、心の病気にかかったり、やむを得ず休職したりする人が増えていることが社会問題となっています。不調のサインを見逃さず、上手にケアする方法を身につけておきましょう。
第213号

『季節の変わり目は夏バテで疲れた体をしっかりケア』

夏バテは、かぜのように高熱が出たり、けがや病気のようにはっきりとした痛みがあるなどの日常生活に差し障りが出るような症状がありません。 ところが、夏も終わりに近づくと、夏の暑さに対応しようと頑張ってきた体の疲れが、急に涼しくなる初秋に出てしまうのです。今回は、夏を上手に乗り切る方法をお知らせします。
第212号

『夏バテの後遺症を引きずらないために』

消費電力も電気代もぐ~んとアップする夏、エアコンだけに頼らないエコな暑さ対策として、五感を使うという方法があります。地球環境にも家計にも優しくて、健康にもよい。しかも、自分のアイデアがフルに発揮できて、意外に楽しみながら実践できます。日本特有の蒸し暑い夏を涼やかに乗り切るために、ぜひお試しください。
第211号

『食中毒を防ぐポイントは?』

食中毒は、基本的な予防法をきちんと守れば防ぐことができます。「菌をつけない、菌を増やさない、殺菌する」が食中毒予防の三原則。食中毒を起こす細菌やウイルスはいたるところに存在していることを意識し、日ごろから食中毒予防を心がけましょう。
第210号

『日焼け止めの正しい使い方』

以前は、「夏、真っ黒に日焼けした子どもは、冬、かぜをひかない」などといわれたものですが、紫外線による日焼けが、シミ、シワなどの肌の老化の原因になるばかりでなく、長年紫外線を浴び続けることによって皮膚がんや白内障を引き起こすリスクがあることやわかり、現在では紫外線を「できるだけ浴びないようにすること」が世界的な常識となっています。今回は、紫外線防止のための日焼け止めの効果的な使い方を説明します。
第209号

『子宮頸がん~予防ワクチン~』

近年日本では、20~30歳代女性の子宮頸がん発症率が増加傾向にあります。昨年日本でも子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防できるワクチンが承認され、医療機関での接種が開始されました。今回はこの予防ワクチンのことを中心にお話しです。
第208号

『アルコール依存症』

“アルコール依存症”という言葉は誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。アルコール依存症とその支援についてお話しです。
第207号

『関節リウマチ』

全国で約70万人の患者さんがいると推定されている関節リウマチ。これまで、治らない病気と言われてきましたが、膠原病の中でも、もっとも研究が進んでいます。「早期発見・早期治療」の大切さが指摘されている関節リウマチについてのお話です。
第206号

『冬と高血圧』

血圧が高い人にとって寒い冬は少し注意が必要な季節です。心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことのある怖い高血圧と寒い季節を過ごす注意点についてのお話しです。
第205号

『冬のかゆみ』

冬になると、乾燥が原因で皮膚がかさつき、かゆみがでることがあります。今回は、冬のかゆみについてご説明します。
第204号

『認知症の方への接し方』

認知症とは脳や身体の疾患を原因として、記憶力・判断力などの障害が起こり、普通の社会生活が送れなくなった状態と定義されています。今回は、認知症の方の接し方を具体的にご説明します。
第203号

『乳がん~検診・検査で早期発見~』

乳がんは早期に発見し適切な治療を受ければ、90%以上が治せる病気と言われており、そのためには乳がん検診が重要と言われています。今回は自己検診と乳がん検診を中心にご説明します。
第202号

『LASIK(レーシック)』

視力回復手術方法の一種であるLASIK。手術後に視力が回復するスピードが早く、痛みも少ないという特徴があります。そんなLASIKについての説明です。
第201号

『AED』

心臓が止まって倒れた人を救うAEDをご存じでしょうか?AEDの目的や使用方法についての説明です。

バックナンバー(No,166~No,200)はこちらからご覧ください。